スタンダードガラスコーティングのご依頼で、ミニ クーパーをお預かり致しました。
細部のクリーニングの様子等、いくつかの記事に亘りご紹介したいと思います。
まずは、キズの状態や、研磨後のボディの状態について、部分的にご紹介させて頂きます。
imageimage上の写真は、Aピラーです。
ソリッドブラックで、光沢のある素材感が特徴的なピラーですが、これが非常にナイーブな部分でで、衣服の擦れ等でも簡単にキズが付いてしまう事もあります…。
今回はボディカラーが濃いメタリックブルーなので、ブラックのピラーもさほど目立っていませんが、ミニはカラーバリエーションが豊富ですから、ボディ本体が薄いカラーですと、このピラーのブラックはひと際目立ちます。
それがキズだらけで、光沢感を失った状態では…残念ですよね。
写真2枚目(右)をご覧頂くと、本来の光沢感がどんなモノだったのか、入庫時のキズの激しさがお分かりになるかと思います。
imageimage↑こちらは、リアハッチドアの研磨処理前後です。
メタリックの入ったカラーとは言え、写真でもキズの状態が分かる程…
実物は、写真で見るよりも更にキズがハッキリ見え、全体的にツヤ感を感じられません。
この状態では、後ろを走る車のヘッドライトが反射すると、写真左の様にライトがキズに乱反射し、ギラギラと見え、とても醜いですね。
塗装に負担を掛けないように注意しながらも、しっかりとキズは除去し、吸い込まれる様な深いメタリックブルーを取り戻しました。
imageimage最後の2枚は、同じくリア。こちらはバンパーです。
トランクに荷物を出し入れする際に、つい擦ってしまいがちな部分ではないでしょうか?
ミニや、今回のこの車に限らず、リアバンパーのこの部分は何かを擦ったようなキズが多く感じます。
バンパーは形状的にも、素材的にも研磨が難しいパーツで、この様にキズが多いと、キズの除去にはとても時間と労力がかかります。
しかし、上向きで目線に入り易い位置という事もあり、キズがあると印象が悪いですね。
ライティングをしながら入念に研磨致しました。