BMW 330CLのルームクリーニングのご依頼を頂きました。
いくつかの記事に亘りご紹介させて頂きます。
image内装カラーはブラックで、シートやハンドル等は革製です。
すごく目立つようなシミや臭い等のダメージは少なかったのですが、革パーツはテカリが目立っていました…。
ワックスを塗ったようなテカリです。
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image写真はハンドルとシートですが、左右半分に分け、クリーニング前とクリーニング後を比較してみました。
写真では少々分かり難いかとは思うのですが、ハンドルは右半分がクリーニング後、シートは左半分がクリーニング後の状態です。
どちらもクリーニング後の方は、マットな質感になっているのがお分かりになるでしょうか?

 

クリーニング後の方が光沢感が出るとお思いの方も少なくはいかと思いますが、革は本来マットで光沢のない質感なのです。
ハンドルやシートが滑ってしまう場合も、汚れが蓄積され、テカリが出てきてしまう事が原因です。
このサイズの車では。そう広くはない車内ですが、革製パーツを全て手作業でクリーニング するのは、根気のいる作業です…。
しかし、じっくりと時間をかけてクリーニングを施す事で、革本来のマットで上品な質感を取り戻す事ができるのですね。
何となく古臭い印象だったハンドルも、シートも、一気に新鮮さも取り戻す事が出来ました。